まず、弔電とは

弔意を表す電報

やむを得ずお葬式に参列できないときなどに、喪主・親族に対して弔意を表す電報を送ることです。 葬儀の知らせを受け、参列できない場合には、すぐに打電しましょう。 遅くとも、告別式の3時間前までに届くように手配するのがベストです。

参照:wlikipedia

弔電を送る場合

一般的には、訃報を受けたものの何らかの事情で通夜や告別式に出席できない場合に弔電を打ちます。なお、弔電を打ったからと言って「葬儀に出席できない・辞退する」という意味ではないので、急遽出席が可能になった場合は弔電を出していても出席に影響はないとされています。

弔電の送り方 – 弔電を送る際の注意・マナー

最重要なのは通夜・告別式当日に確実に届けること

弔電を送る際に特に注意したいことは、通夜・告別式当日に届くように手配することです。
主な電報サービスには、◯時までの申し込みで即日配達などの表記があります。通夜・告別式当日を確認し、届けたい日時の3時間程度前に届けられるようにします。
通夜・葬儀ともに、前日までに手配をしておくと確実です。

相手の宗教を確認する

相手方の宗教によっては弔電での文言が相応しくない場合があります。
例えば、「ご冥福をお祈りします」というのは仏教の死生観に基づくものなので、葬儀がキリスト教式の場合は不適切な文言となります。
弔電を送る際は可能な限り相手の宗旨・宗派に配慮しましょう。

送り先の住所

弔電を送る先の住所は通夜や葬儀・告別式が開かれる場所の住所です。最近では、自宅以外で行われることが多く、斎場や菩提寺などが多いので、場所の確認も合わせて行います。
遺族の自宅で葬儀を行う場合は遺族の自宅住所、斎場で行われる場合は斎場の住所に送ります。

斎場に送る際は、斎場名と誰の葬儀かを分かりやすく宛名を伝えますが、その際、宛名は喪主宛です。

各社の電報サービス

弔電の宛名・宛先

弔電送付者が迷うポイントは、弔電の宛名・宛先は故人なのか喪主なのか、だと思います。
結論から言うと、弔電の宛名・宛先は弔電の受取人である喪主です。斎場など多くの葬儀が行われる場所である場合、宛名前に斎場名をいれるのが一般的です。

喪主がわからない場合もあるでしょう。その場合は、故人名と故人の遺族宛。つまり、「○○(故人名) 様  ご遺族様」として送るようにします。

弔電の基本 まとめ

  • 故人・喪主・式場(住所)・日時・宗教宗派の確認をする
  • 式前日までに、喪主宛に、弔電を注文する
  • 到着時刻は、式開始時間の3時間程度前に